当店の『仕事へのこだわり』

1.
畳替えやお見積りのご依頼をいただきましたら、まずは下見にお伺いし、現在のお住まいの畳の状態を診断いたします。
その際にお客様のご希望やご予算を伺いながら、最適な作業内容をご提案いたします。
各種見本も持参いたしますので、実物をご覧いただきながらご希望の商品や作業内容をお選びいただけます。
また、その場で概算のお見積りをご提示いたします。
なお、下見の際に畳替えを決定していただく必要はございません。
ご検討のうえ、後日畳替えを実施するかどうかをご連絡いただければ結構です。
お見積り金額や作業内容にご納得いただけましたら、ご都合に合わせて作業日程を調整させていただきます。


2.
表替えの場合、基本的には1間(最大8畳)につき1泊お預かりしての作業となります。
ただし、当店近隣で6畳までのお部屋であれば、ご予約当日の朝に畳をお預かりし、夕方に納品できる場合もございます。
※詳しい条件につきましては、お気軽にお問い合わせください
畳をお預かりする際は、1枚ずつ丁寧にはがしながら寸法を計測し、引き上げていきます。
この工程により、畳同士や畳と畳寄せ(壁際など)との隙間を調整し、畳表の膨らみを防ぐことができます。
※畳がスペースに対して大きすぎる場合、無理に収めることで膨らみが生じることがあります
3.
裏返しの場合、現在お使いの畳表を再利用する作業となるため、畳表の状態や使用年数をもとに、裏返しが可能かどうかを診断させていただきます。
ただし、表面では確認できなかったシミや傷が裏面に現れたり、畳同士や畳寄せ(壁際など)との隙間が十分に調整できない場合もございます。
そのため、より美しい仕上がりをお求めの方には、表替えや新畳への入れ替えをおすすめしております。
裏返しも、基本的には1間(最大8畳)につき1泊お預かりしての作業となります。
なお、当店近隣で6畳までのお部屋であれば、ご予約当日の朝に畳をお預かりし、夕方に納品できる場合もございます。
※詳しい条件につきましては、お気軽にお問い合わせください
4.
表替えや裏返しの作業時に、畳床の表面に部分的な凹みが見られる場合は、詰め物などを施してできる限り平らに修正いたします。
ただし、畳床が寿命に近づいている場合や、
・表面全体に凹凸がある
・一部でも著しく傷んでいる
・畳を踏むとフワフワと沈む感触がある
といった状態では、完全な修復が難しい場合もございます。
このような症状が気になるお客様には、新畳への入れ替えをおすすめしております。
5.
新畳への入れ替えをご希望の場合は、まず既存の畳をすべて取り外し、レーザー基準器を使用して正確に採寸いたします。
畳のお部屋は、ひとつとして同じ寸法の空間はなく、畳はすべてそのお部屋専用の完全オーダーメイド品となります。
採寸後は、既存の畳を元の位置に戻しますので、作業後もこれまで通りお部屋をご使用いただけます。
後日、新しい畳が完成しましたら、既存の畳と交換する形で納品いたしますので、 畳がない状態でお過ごしいただくことはございません。どうぞご安心ください。

6.
畳を納める際には、畳同士や畳寄せとの間に段差が生じないよう、高さの調整を行います。
新畳入替えの場合は、畳床が新品のため高さが揃っており、調整の必要はほとんどありません。
一方、表替えや裏返しの場合は、畳床の状態により微妙な高さの差が出ることがあるため、丁寧な調整が重要な工程となります。